口周り 乾燥 薬

口周りの乾燥に効く薬には共通点がある

口周りの乾燥に効く薬とは

先日、地元の薬局で口周りの乾燥に効く薬を探していた時のこと。乾燥肌の治療薬だけでも何種類もあり、どの薬を選べば良いのかわからない状況に陥っていた私に、薬剤師さんが声をかけてくださいました。その時、その薬剤師さんから教わった、口周りの乾燥に効く薬の選び方が、きっと同じ悩みを抱えている方にも参考になると思い紹介させていただくことにしました。

 

薬局で『乾燥肌に効く!』と記載されている塗り薬はたくさんありますよね。いま思いつく限り挙げてみると、以下のような感じでしょうか。

 

  • フェルゼア(資生堂)
  • 薬用ユースキン
  • 白色ワセリン(日本薬局方)
  • ケラチナミン
  • saikiさいき(小林製薬)
  • ヘパソフト顔用(ロート製薬)
  • HPクリーム&ローション(ノバルティスファーマ)
  • ピアソンHPローション 50g

 

口周りの乾燥に効くであろう薬はもっとたくさんの種類があるし、中には有効成分の性質上、顔には使えない薬もあるそうで、専門知識がなければ判断しようがありませんでした。

 

そんな私に薬剤師が教えてくれたのは、たった一つの共通点です。

 

口周りの乾燥には有効成分ヘパリン類似物質が配合された薬が効く

 

口周りの乾燥を緩和するる薬を選ぶときは、有効成分の欄に『ヘパリン類似物質』と記載されていることを確認する。これは皮膚科で乾燥肌の治療用として処方されるヒルドイドというローションやクリームに使われている成分と同じで、日本では古くから乾燥肌の治療実績がある成分なのだそうです。

 

ラメラ構造のイメージ

従来の乾燥肌治療薬には尿素やワセリン、グリセリンなどの有効成分とヘパリン類似物質との違いは浸透力。前者は角質層の極浅い部分までしか浸透しませんが、後者は真皮のすぐ上にある基底層まで浸透します。これにより、肌の保水機能の要となっているラメラ構造を整えることで、乾燥肌を改善させていくというわけです。

 

ヘパリン類似物質の浸透力を表現した図

 

薬の有効成分の浸透力についてもう一つ補足しておきます。化粧品に含まれるセラミドなどの保湿成分とヘパリン類似物質はどちらが乾燥肌に効くのか、薬剤師の方も質問を受けることがあるそうです。薬剤師さん曰く、浸透力の点で言えばセラミドは角質層まで、ヘパリン類似物質は真皮の上にある基底層まで届くそうです。

 

この違いから分かることは、口周りの乾燥に効く薬となれば、ヘパリン類似物質が含有されたものを選ぶと良い、ということ。化粧水や美容液に含まれる保湿成分は角質層の表面を保湿することで肌の調子を整える。ヘパリン類似物質は乾燥肌を一気に改善させていく違いがあることが理由です。ただし、薬剤師さんは、「薬は使い続けるものではないので、日頃のケアにはセラミドなどを中心にすべき」とも付け加えていました。

 

口周りの乾燥がなかなか改善されない方の中で薬での治療を検討している方は、ヘパリン類似物質を有効成分として採用している薬を選び、症状が落ち着いたならばセラミドなどの保湿成分でのケアに切り替えるのが良いそうです。

 

ただし、口周りの乾燥の度合いがそれほど強くない場合は薬ではなく、保湿ケアを徹底すれば1週間程度で一先ずの潤いは取り戻せるそうですよ。

 

薬剤師さんが薦めてくれた薬

 

そんな説明を受けた後、「じゃぁ具体的に口周りの乾燥を改善する目的で薬を選ぶならどれがいいですかね?」と薬剤師さんに聞いてみると、2種類の薬を手に取り「このどちらかを試してみるといいかもしれませんね」と言いながら、候補の薬を提示してくれました。

 

  • 薬用ヘパソフト・ローションタイプ(ロート製薬)
  • 再肌さいき・ローションタイプ(小林製薬)

 

ヘパソフト顔用ローション

 

ヘパソフト 薬用 顔ローション 100g (医薬部外品)

 

【第2類医薬品】さいきa ローション 30g

 

どちらもヘパリン類似物質を含む乾燥肌の治療薬で、皮めくれや頬の粉吹き、ヒリヒリなど、口周りの乾燥肌が原因と思われる症状に良いそうです。クリームタイプもありますが、顔に塗ることができる薬はローションタイプなので間違わないようにしてくださいね。

 

乾燥の度合いが軽い場合は、薬を使うよりも保湿力が高いセラミド系の美容液でも十分改善に役立ちますよ。

 

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