口周り 乾燥 はちみつパック

唇はちみつパックを試した管理人の悲しい末路 アレルギーに気をつけて

最近、インターネット上でよく見かける、唇はちみつパックなる美容&美肌法。絶賛しオススメしているサイト運営者の方も多いようですが、本当に美肌効果があるのでしょうか?

 

私も口周りが乾燥しやすいので唇はちみつパックを改善策のひとつとして試してみました。ところが・・・・、実際に試してみたところ、最悪の結果になりました。肌が痒い・・、ヒリヒリする・・・、粘膜が腫れる・・・、まぁアレルギー特有の症状みたいですね。なぜ、そんなひどい状況に陥ったのか・・。

 

理由は簡単、私自身が蕎麦アレルギーだったからです。市販のはちみつにはたくさんの種類がありますよね。レンゲ、アカシア、リンゴなどは代表的なはちみつですが、意外なことに蕎麦を原料としたハチミツも販売されているんです。銘柄を確認してから買えば良かったのですが、とりあえず値段が手ごろで質の良いものを選びたい一心で、養蜂家が経営する専門店で購入したんです。いわゆる生ってやつです。

 

そのハチミツの原料が蕎麦だったのです。原材料表記欄を見ればわかるはずだったんですが、はちみつはどれも同じ・・・、そう思ってたんですね。だから、蕎麦を原料としたハチミツを使っているなんて認識もせず、普通にストレートのはちみつを唇に塗り、ラップでパックしてました。その結果、徐々に肌に異変が表れ、痒みがあらわれ・・・、ということで気づいた時はすでに遅しの状態でした。

 

 

とりあえず、かかりつけの皮膚科の診療時間が空いていたので、すぐに診てもらい応急処置と薬の処方で事なきを得ましたが、もしこれが夜で病院が閉まっている時間帯だったらと思うとゾッとしますね。結局数日ではちみつパックによるアレルギー症状が治まりましたが、この一件以来、怖くてハチミツ入りの化粧品すら使えずにいます。

 

 

はちみつパックの推薦者の方には、「どうして注意事項として記載しておいてくれなかったの?」と言いたいところですが、蕎麦アレルギーであることを自覚しておきながら、はちみつの原料を確認もせずにスキンケアとして唇に塗ってしまった自分の非は言い訳になりません。お恥ずかしい話ですが、自分が悪い、ということになってしまうんですね。

 

 

唇はちみつパックを口周りの乾燥対策や荒れ対策として試してみたい方は、アレルギーの危険性を回避するためにも、はちみつの種類をしっかりと確認してから初めてください。一般のお店で販売されているハチミツの中には、原料名の記載がなく『純正』としか記載されていないものもあります。その場合は、後に説明するパッチテストを実施してから使うようにしてくださいね。

 

 

というわけで、今回は、唇はちみつパックの危険性を公開し、これからこの美容法に興味をお持ちの方向けに、実施するうえでの注意点をお伝えします。私と同じ失敗をする前に、ぜひ注意点を確認してから実施するようにお願いします。

 

ちなみに、はちみつパック自体を否定するかのような表現になってしまいましたが、アレルギーを持っている大人であれば、問題なく日頃のスキンケアや肌荒れ対策にも使っていただけるかと思います。

 

 

唇はちみつパックを実施する前に絶対に忘れてはならないパッチテスト

 

あなたにお聞きしたいのですが、初めて買った化粧品を使う前にパッチテストをやってますか?ほとんどの方は、パッチテストなどせずに肌に直接塗っている方のほうが多い印象がありますが、あなたはどうでしょうか?

 

もし私が、唇はちみつパックをやる前に、パッチテストを実施しておけばアレルギーによるアナフィラキシーショックに苦しむことは防げたはずでした。アレルギーだけでなく、単に肌に合わない場合でもかぶれたり痒みが出たりすることはあります。はちみつを口周りに塗るまえには必ずパッチテストを実施してくださいね。

 

簡易版パッチテストの方法

 

このやり方は、ヘアカラーの箱や説明書に記載されているのと同じものです。

 

  1. ティースプーン1杯程度のはちみつを肘の内側部分に塗る
  2. 塗った部位にラップや絆創膏を貼る
  3. 24時間後に、肌に赤みや腫れや痒みがないか確認する

 

このやり方で、肌に異変が出なかった場合、そのはちみつにアレルギーは出ないということ。
ただし、はちみつの種類やメーカーを変更した場合は毎回実施することをお奨めします。この手間をかけるか省くかで、アレルギーを防げるかどうかが決まります。

 

ひとつのはちみつにアレルギーがあることがわかっても、別の銘柄や種類に替えると大丈夫な場合もあるようです。まぁ、肌に痒みがでちゃうものをスキンケアに使い続けようなんて気持ちにはならないと思いますけどね。

 

 

アレルギーでも大丈夫、はちみつパックの代替品になる得るグリセリン水溶液

 

はちみつパックは基本的に水に溶かしてワセリンを混ぜたりして使うのが一般的なやり方ですが、実はグリセリン5%の水溶液と同じ保湿のメカニズムなんですね。はちみつに含まれる糖分が水分を抱え込むことで、肌の乾燥を防ぐのですが、グリセリンも同じメカニズムで肌の乾燥や唇の荒れを防いだり改善したりしてるのです。

 

はちみつにアレルギーがあるために使えない方でも、グリセリン5%水溶液を唇に使えば同じ効果が得られるというわけです。しかもグリセリンは薬局で300円程度という安い値段で販売されていますし、乾燥肌に対する保湿効果も同等のレベル。ならば、わざわざハチミツに固執する意味はありません。

 

 

唇はちみつパックは大人の肌限定!乳児の命を守るためにも知っておきたいボツリヌス症

 

私の体験レポから少し話が外れますが、唇はちみつパックは乳児には絶対にやらないでください。というのも、ハチミツには微量のボツリヌス菌が含まれており、それを消化・殺菌する能力が未発達な乳児の体内に入ると、菌の影響でボツリヌス症を発症してしまう危険性があるんです。

 

 

最後に、はちみつは薬ではありませんし、それ自体に乾燥肌を治す効果はありません。この点を多くの方が誤解しているようで、はちみつを塗れば肌の乾燥が治ると紹介している方もいるようです。はちみつに期待できるのは、あくまで保湿効果であって治癒効果ではないん点は、実際に使う前に理解しておいてくださいね。