口周り 乾燥 ベビーオイル

ベビーオイルは口周りの乾燥に有効ではない

こんにちは、運営者の宮本です。
今回は、ベビーオイルは口周りの乾燥に有効な保湿剤として使えるのか?というテーマでお伝えします。最近は100均でも買えることから、スキンケアにかかる費用を抑えながら、乾燥肌のケアに使えれば・・・、という願いも込めて検索している方もいらっしゃると思うので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

 

ベビーオイルといえば、ジョンソンベビーから販売されている赤ちゃん向けのボディケア用品のひとつです。乳幼児を育てる世界中のママさんから評価されている保湿剤でもあり、赤ちゃんの肌の健康を保つのに多大なる貢献をしています。肌の美と健康に使われているのは赤ちゃんだけではありません。なんと、大人の中にもその保湿性と安全性の高さから日頃のスキンケアアイテムとして愛用している方が多い特徴があります。

 

わたし自身も、生後半年になった我が子の乳児乾燥を改善するために、ベビーオイルを使ってましたよ。あの頃の我が子は、よだれの影響で口周りが乾燥し、唇が荒れるわ皮膚が剥がれてガサガサになるわで大変でした。そんな肌トラブルを改善するために、かかりつけの産婦人科医のアドバイスでベビーオイルによるスキンケアを実施していたことを今でもたまに思い出します。

 

あの頃は、初めての出産だったこと、愛する我が子がアトピーを発症したのかという不安を抱いたことがなどが重なり、あれもこれもと色んな保湿剤を試しては止め、の繰り返しでしたね。結局、ベビーオイルを使ったケアで、我が子の口周りは赤くかぶれた感じになっちゃいましたが・・・(-_-;)。まぁ、相性というのもあるし、産婦人科医もおすすめしてくれてたので使ってみる価値はあるかもしれませんが、大人のスキンケアとして使えるか?が、今回の焦点になりそうですね。

 

 

では口周りの乾燥肌対策としてベビーオイルは有効でしょうか。答えはNOです。「え?ネットでは多くの方が乾燥肌にも効果があったと評価してるけど・・・」と疑問に思う方もいるかもしれませんね。でも、ベビーオイルが口周りの乾燥にさほど効果的でない理由は2つあるのです。

 

  • 乾燥肌の改善が期待できるほどの保湿成分が含まれていないから
  • ベビーオイルに含まれている酢酸トコフェロールにアレルギー反応を示す可能性があるから

 

これらの理由から、ベビーオイル単独では口周りの乾燥肌の改善を目指すことはできません。ベビーオイルを利用する場合は、保湿力の高い化粧水とセットで使うことが大切です。

 

ベビーオイルには保湿成分が含まれていない

 

ベビーオイルの欠点は、乾燥肌の改善に重要な保湿成分が含まれていないことです。口周りの乾燥を改善するうえで一番大切なことは、不足した保湿成分を補うことです。具体的には、肌の水分保持能を高める力を持つセラミドやヒアルロン酸などの保湿成分をいかにして補うか、ということ。しかしベビーオイルには、それらの機能性が確認される保湿成分が含まれていません。

 

「え?ベビーオイルって保湿剤じゃないの?」と思われる方もいるかもしれませんね。確かに保湿剤として分類されている化粧品の一種ですし、乾燥肌の予防目的としてもおすすめされています。でも、それはあくまで肌の表面をコーティングする役割をもつ保湿剤に過ぎないのです。つまり、健康な肌が乾燥しないよう、予防目的としておすすめできるという意味です。

 

 

すでにガサガサに乾燥してしまった口周りにベビーオイルをたくさん塗りたくったところで、乾燥状態の肌をコーティングしているに過ぎません。これでは洗顔などでベビーオイルのコーティングが剥がれれば、カサカサに乾燥した肌が露出するだけです。これではベビーオイルは、口周りの乾燥肌には効果なし・・・、と思われるかもしれませんが、そうではありません。

 

 

なので、ベビーオイルを口周りの乾燥を改善する目的で使うなら、化粧水などで保湿成分を肌に浸透させた後に使いましょう。化粧水などでセラミド、ヒアルロン酸、ライスパワーエキスなどの保湿成分と水分を肌に浸透させ、ベビーオイルなどの油分系の保湿剤で肌の表面をコーティングします。そうすることで、角質層に浸透した水分と保湿成分が外部に蒸発しにくくなり、肌の潤いも保てるようになるのです。

 

ということで、ベビーオイルを口周りの乾燥対策に利用することを検討している方は、優秀な保湿成分が含まれた化粧水とセットで使うことも検討してみましょう。化粧水の質が高ければ、ベビーオイルとの相乗効果でより良いスキンケアができるかもしれませんよ。ベビーオイル単体では得られないほどの肌のうるおいが実感できるはずです。

 

ジョンソンベビーローションと一緒に使うと効果的

 

ベビーオイルと相性のよい化粧水といえば、同じブランドから発売されているジョンソンベビーローションがそれに当たります。このローションには肌の角層表面で水分を保持する作用のあるグリセリンが含まれていますので、保湿効果としてはじゅうぶん期待できます。ベビーオイルを使う前に、グリセリン入りのベビーローションを乾燥した口周りに塗布しておくことで、より効率的なスキンケアになりますよ。

 

ただし、グリセリンはあくまで肌の表面に近い部分での保湿効果しかありませんので、ベビーローションとベビーオイルの組み合わせによるスキンケアでは、口周りの乾燥を改善するのに少々時間がかかるかもしれません。スキンケアで大切なことは、肌内部の水分量を高めて、それを維持することですから、ベビーオイルを使ったケアを続けるなら、洗顔やクレンジングでの工夫が欠かせません。

 

では洗顔やクレンジングではどんな工夫をすれば良いのでしょうか。

 

実は、手のひらで泡立てた洗顔料やクレンジング剤に1滴ほどのベビーオイルを垂らすだけ。洗顔した後などは、顔がつっぱることがありますよね。これは洗浄剤に含まれている界面活性剤によって、肌のうるおいを維持するのに必要な脂質までもが落ちてしまうのが原因です。たった1滴のベビーオイルを洗顔料に混ぜることで、界面活性剤の脱脂力を弱めることができるのですね。

 

 

つまり、ベビーオイルは使い方を工夫することで、洗顔時に保湿成分が流出するのを防ぐことができるのです。肌から流出する保湿成分の量を抑えることができれば、肌が乾燥する度合いも弱くなりますので、より口周りの乾燥を改善しやすくなるわけです。ぜひ、試してみてくださいね。

 

 

ベビーオイルに含まれる酢酸トコフェロールでアレルギー発症のリスクあり

 

ベビーオイルには、酢酸トコフェロールが含まれています。これはビタミンEのこと。ビタミンサプリや一般の食品にも含まれていることがある身近な成分でもあります。この酢酸トコフェロールは、場合によってアレルギーの原因になる可能性もあると言われています。もちろんこれはあくまで稀なケースなので、これまでにベビーオイルを肌に塗布して痒みや炎症やかぶれを起こしたことがない場合はほとんど問題ないと思われます。

 

また酢酸トコフェロールはシャンプーやトリートメントなどのヘアケア製品にも使われています。もし日頃から、酢酸トコフェロールが配合されたヘアケア製品を使っていて、肌トラブルを起こした経験がない場合は、ベビーオイルを乾燥した口周りの肌に塗っても大丈夫でしょう。

 

心配な場合は、ベビーオイルを使う前にパッチテストを実施するか、皮膚科で相談してみましょう。その結果、仮にアレルギー反応を示し、自分の肌に合わないことがわかっても、気を落とすことはありません。ベビーオイルに代わる優秀な保湿剤は他にたくさんありますからね。あきらめずに、探せば、ご自身の口周りの乾燥ケアに役立つ保湿剤はかならず見つかるはずですよ。

 

 

執筆者:宮本美子
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